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トリプルパンチの恐怖PART3

<ここまでのまとめ>

 

①2020の入試変更のために影響を受けるのは塾や予備校のテキストや模擬試験

 まで多岐にわたる。したがって全ての変更をするにはコストと手間がかかり

 「ちょうど潮時」のように閉鎖の準備に入る教育機関もある。地方の老舗塾

 等ももうコストをかけてやり変える気力も元気もないと閉鎖時期に入る。

 まして最も高い「教務力」を必要とされる高等部の大変更となると高等部

 だけ止める、廃止する、なくすという所が地方で続出する可能性はある。

 地方で入試を理解したネイティブスピーカーや優良な精通した人材はいな

 い。旧入試だからかろうじて出来たはず。お客のニーズがあってもそこまで

 して応えたいと思う経営者は少ないと思う。むしろやらないが正解のはず。

 

②スピーキングやTOEICTOEFLしか当面対策がない場合はここ1~2年の

 トリプルパンチの受験生は複数の教育機関に通い、つぎはぎを防ぎながら

 準備をしなければいけない可能性がある。例えば受験用の英語テキストをい

 きなりTOEFL用に似たものに変える負担は大き過ぎる。その配点が多ければ

 英会話専門学校と当面3年間は迷走を続ける入試につきあうこととなり半分

 は受験産業に依存する形になる。

 英語のスピーキングが入った時点で2ケ所通学の必要性も出るだろう。

 

③トリプルパンチで最悪のケースは1~2浪して旧入試を諦めて、新入試でス

 タートにも出遅れるケースと言える。ここで述べたように新入試予想には3

 年のデータが最低でも必要。それでも精度が低い。予想が外れる

 

④国公立の年内入試はセンターとリンクしているので全てなくなるのではないか

 とも思われる。混乱に巻き込まれないためには混乱の前に逃げ切るのがベスト

 

⑤専門家の中には「2~3年試して見て、やっぱ無理だ!」と今の元の形に戻す

 と断言している人もいる。そうするとワリを喰った受験生は苦労だけして報わ

 れずしゃれにならない。今でも不満たらたらの「就職氷河期の大学生」の再来

 となる。そうなると時代を恨みながら生きていかなければならない。

 

⑥マークを記述に変えるということは「数字を文字と表現に変える」ということ

 につながる。したがって絶対に全国公平に出来るわけがない。物理的に無理で

 ある。採点できる人材もいない。58万人の記述採点は不可能

 かと言って採点を各大学に振れば連日徹夜状態になるはずだ。まず無理。

 

⑦都会にはすぐに「まともな対策機関」は出来るだろう。田舎は数年以上対策

 機関が存在しないという「都会に有利過ぎるシステム」になる。センターの

 趣旨である公平性からは強烈に外れることになる。

 

以上、色々なケースで影響が出ることがわかるだろう。

 

ある程度知識のある家庭や生き方のうまい受験生なら予想が出来るだろう。

 

ここから大事なことを言うよ。

 

「何かに紹介されて、あるいは何かの情報を見て初めて気づくのは遅い」

 

そこから大量に動くから、バーゲンセールのようにね。

 

だから新聞等に出てから気づくのは遅いんだ。

 

もう1つ大事なことを言うよ。

大新聞でさえ、あの大新聞でさえ、(名前を出さないが)ここをチェック

してネタにしているという事実ね?、楽でしょ?、取材しなくていいんだから。

費用かからないよね?、結論は同じで表現を変えれば著作権侵害にもならない。

 

 

なぜ、わかるかって?、アクセス解析で上がって来るからさ。何度も

来てるよ。大学だって自分の所の問題が批判されていないかチェック

している。

 

こういう情報が集められて、新聞や雑誌の記事になり、何

ケ月後に皆さんが目にして「うーん、そうか?」なんて言ってる。

 

順天堂の小論文や愛知の小論文なんてここから拡がって記事

になってるよね?

 

 

今、一番チェックされてるのはここね

 

だから、皆さんも未知なる状況から予想と自分の意見を組み立て

られるようになって欲しい。

 

大多数が未知の時がチャンスです。誰もが知った後でチャンス

なんてないのです。

 

これも「流されない」ということの1つです。

 

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