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オーダーメイド指導の真の意図

オーダーメイド指導の意図は徹底的に格差を利用して産み出された指導と言える。

 

ある意味、フェアではないからだ。しかし、勝負である限り相手が不利なところを

 

攻めるのは当然と言える。読者の気づく能力向上のために説明しておきたい。

 

読んで気づいていなかった人はすでに流されている自分に気がついて欲しい

 

<~真の狙い~>

 

①このような年内入試の依頼があっても今まで学校から完全放置されていた。

 正確に言えば対応できないということになる。対応を断る。

 なぜなら学校では浪人生の調査書や学校訪問の対応や各進路の対応に多忙

 になり、この時期にそんな時間を割けることは不可能。

 

②指導した豊富な経験のある人間は都会にしかいないと言える。田舎にはいない。

 いないから田舎の受験生は情報格差でも大いに不利になる。まず、このような

 話題をする議論の土俵さえない。視点が鋭くならない環境にある。主要科目

 で対抗して来ても他で差をつけることが十分可能。全く指導されていない。

   田舎出身で都会で浪人した受験生ならここは頷くはずだと思う。笑える位に自

 分の意識レベルが低かったはずだ。進路選択への合理性やそのための行動理由

 など皆無だったと思う、でもその環境の空気に流されて行くのが当然なんだ。

 

③そもそもチャンスという認識すらない。聞いたこともない。聞いたことがない

 から動きようがないし、動かずにほぼ無防備状態で大胆にも参戦している。

    私立進学高校の受験生は強烈な過密スケジュールの夏の勉強合宿(他府県にい

 る)や夏の補習期間は学校から外出禁止の所もある。したがって8月末や9月

 の試験などに対してご親切にも動けない状態にある。

 学校行事に行動が封じ込められる。このために9月から3種類の入試対策という

 バカげた行動に入ってしまう。

   最強のライバルである進学高校の生徒が5月、6月、7月、8月の2ケ月監禁

 状態になるだろ?、5、6月は何もやってないだろ? 9月に思いつきで参

 戦してうまくいくか? この単純過ぎる計算がわからない。絶対に中途半端

 参戦になる構図がわかるだろ?

 5月、6月にやったとして(おそらくいない9月にいきなり3種類入試に突

 入するバカがいる???

 それが、そうなってしまっているんだ。そして、ほとんど丸腰参戦なんだ。

    もう5月だろ? 次は9月から3種類入試が出来る?

 あなた、出来る?? 出来たらあなたは人間ではなく「超人」だよ。

    ここまで読めばわかるよね? 地方の優等生は世話をしてもらえず、都会の

 強豪は学校の強制合宿で動けない。ここに気づかない、気づけない。

 つまり、両方の強豪が引き裂かれて放置されている。ここが盲点だ。

 

④学校からすればそのような受験生は「面倒くさいお荷物状態」、「負担

 が大きく指導すらしたこともないし、忙しいのでするつもりもない。」

 全体の利益が先で忙しい時期にたった1人にかまっていられない。

   そんな時間は絶対に取れないし、物理的にも取れないはず。手をつけて

 も本気でやれるほど学校現場においてはそんな時間も暇もない。

 

⑤現役は落ちたことがないから相当な油断状態にある。受験生は落ちて屈辱を

 感じ、肩身の狭い思いをして初めて本気になりそして徐々に成長していく。

 

⑥医学部は「浪人してからがんばるもの」と自分で自分に猶予期間を与えている。

 この心の緩みは絶対に行動に出ている。もう流される準備が出来ている。

 廻りも「浪人はしゃーないな!」の油断100パーセントのゆるゆる状態。

 心が緩んでいるのに行動にメリハリが出るはずがない。

 もちろんうまくいかなかった原因もわからず結果も悔しくもないし、戦う以前

 の問題で観光旅行と同じ。ここが本気で取りに行く都会の受験生との違い。

 

⑦浪人しても年内入試の大学より下にでも入れれば良いという悟りも出て

 くる。そんなことなら早く行先を確保すればいいということにも気づか

 ない。でも協力者もアドバイザーも不在だから全体に流されて終わり。

 地方受験生の浪人1年目が都会の現役の意識レベルと同じになる。

 

⑧本気の受験勉強は人間が別人になる位の変化を要する。常人が自己管理が

 出来て「戦闘力のあるサイボーグ」まで変化するために時間がかかる。

 そのタイムロスを最大限に有効利用しておく。

 

⑨自己管理も未熟な時期にどうやって動くかの指示もない。第1に指示を出せる

 人間がまったく知らないのだから出せるはずがない。自動的に行動不可能に

 なる。受験勉強は「ど素人の時期」が必ずある。そこを狙うだけのことだ。

 

⑩書類も面接も適当な「やっつけ仕事」で終わる。してもらった本人もそれで

 十分かどうかも全くわからない状態で参戦している。ライバルの基準値を

 知らないことから起こる悲劇だが、仕方のないことだとも思う。

 特に数年ぶりの受験生なら基準値など知りようがないのだから。毎年の悲劇

 だが、悲劇として認識もされていない現実がある。

 

要するに精神が未熟な間に叩くという理由。浪人生なら高校時代の自分の未熟さ

が浪人して初めて分析できるようになる。

まず、気づかない。世間知らずの状態なのかも知れない。秋以降はパニックで

どちらも中途半端で年が明けるお決まりのパターン展開になる。国私併願なら

秋以降に3種類の入試を3ケ月で処理するのは元々不可能である。全部が中途

半端になるのは容易に予想が出来るだろう? 全部何も出来ない方が近い。

ハードルが高いため国私の2種類でも相当難しいのにこの単純な事実がわから

ない。それで同じように苦しむのにこれがわからない。わずか90日でこの

ハードルの高さへの準備ができる? 当たり前のことがわからない。

また保護者はそんな入試があることさえ知らない。

保護者も知識がないため、子供にハッパをかけるタイミングが遅れる。ここで

都会の保護者はもう動いているため親の意識のスタートも3ケ月以上遅れる。

怒られない主人公はまだ寝ているような状況だ。

全開ダッシュにはほど遠い。

自己管理の完成にもほど遠い。

つまり主人公が「おめでたい状態」の時に叩く。相手が鳥だとすれば何も知らない

「ひな」の間に叩く方が相手としては容易になる。

受験生は自分自身が商品であることに気づくべきです。その消品が価値を

持つまでは最短で進むべきです。次のステージには出来るだけ早く行った

方がいい。長期化の恐さを知る前に次のステージに行くべき。

誰でも3年以上も悲壮感に追い詰められたらメンタル的にもおかしくなる。

そのスタートの最初の1年目が良くわからずにパニックに流されて何の効果

もなく終わるだけというのを浪人生なら知っているはずだ。

 

だから1浪目が本当のゼロからのリセットになってしまう。

何年も前から警告しているのに今だに気づかないのが逆に驚きである。

わかり易く理論的に説明しているはずなのだが

 受験生および保護者の方はここを読んで教えられて初めて「なるほど」となるの

ではなく、瞬時に総合的に判断して気づくようになって欲しい。

自分に刷り込まれた固定観念の世界から出るようにして欲しい。

流されている自分にストップをかけないと同じパターンになりますよ。

今の時代はプライドだけでチャンスを失うような事はしない方がいい。

苦労への入り口はいつも同じということを忘れない方がいい。

 

医歯学部受験気づきの記録VOLUME1

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