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進路相談の盲点

普段、プライドの高い受験生も10月位から動揺する。

 

まず疲れがたまって吐き始める、悪い方向に考え始めて眠れなくなる。

 

頭痛がする。

 

悪循環のスタートは10月が最も多い。

 

それを見て保護者は焦り始める。

(一部、「あいつがそこまで来たか?」と喜ぶ親もいるが。)

 

準備が整っていないと会場の雰囲気に飲まれる。

 

廻りが全員自分より賢く見える。

 

やって来たことに自信が持てない。(やっていないから)

 

自分がコントロール出来なくなる。全てストーリーは同じだ。

 

いつ、何が起こるかは全てわかる。

 

でも、想定して準備しておけば乗り越えられると思う。

 

ここに気づくこと。

 

それは強気のプライドの高い受験生ほど急激にもろくなる。

 

そうなるとどうなるか?

 

自分より知らない人間に相談してその通りに動いたりする。要するに
ある日突然、「楽になれるなら何でもいい」と明らかに間違った進路
選択を決断したりするのだ。

 

「自分の方が詳しいのに自分より知らん人間に相談してうまく行くか?」

「正しい道を知っていたのに無知な人間に相談して間違った道に行くのだ。」

 

ストップをかけられない場合はそのまま行ってしまう危険性はあるだろう。

突拍子もない行動に出る。具体的には全く関係のない進路に行こうとした

りする。

 

長期化するとそういう傾向が出てくる。

家族の気が動転するような突発的な行動を取るのだ。

 

この浪人状態が「一生続くのではないか?」という恐怖から急に思いつき
行動を取ったり、わけのわからない浮ついた行動を取り始めることが
る。強烈な不安から「地に足がついていない」状況になる。

 

「なんでそんな選択するの?、お前の方が圧倒的に詳しいじゃん?

 何を血迷ってんだよ、バカかお前?、何考えてんだよ、お前?」

 

これ位きつく言わないと目が覚めない。

 

「よく考えろよ、お前の方が友人より知識は上じゃん?何で自分より

 無知な人間の指示に従うん?、自分より愚鈍な人間の頭借りたら

 お前の頭の中も愚鈍になるだろ?、上の人間が自分より下の人間の

 知恵をもらったらお前の知恵のレベルが下がるじゃん?、アホか?

 何を考えてんだよ。このボケたれが! 冷静になれよ!!」

 

 こういう場合は大事なことは言葉は汚くてもいいから強烈に言うことです

 

 昭和の保護者世代は自分が烈火のように怒られた経験があると思う。

 今はそれが皆無と言っていいほどの時代ですよ。


 「怒ってくれる人」を探す方が難しい時代ですよ?
 未熟な時期に怒られないから未熟なままになるのが当然ですよね?

 

 今、そういう人が廻りにほとんどいないから腹に落ちない。

 そして効果がないと本人がずっと苦しみます。

 

 特に保護者は覚えておくべきです。

 

びっくりしてショックで気づく位でないとダメなんですよ。

それ位でないと正気に戻らないから。

差しさわりのない優しい言葉を言う方が楽なんです。

 

 

でもこういう場合は逆効果ですよ。断言しますよ。

言ったことがない優しい保護者にとっては相当勇気がいると思いますよ。

 

 でも。勇気を出して「ここぞ!」と言う時に言わないとどうなりますか?

 まず、間違った進路へ突っ走ってしまいますよ?

 

強烈な圧力をかけてでも止めないと。

 

それに

 

自分の心の闇から出られない。

早く気づかせないと本人が苦しいですからね。

 

苦しみが蓄積されていきますよ。

知らない間に薬に手を出す場合だってありますからね。

 

 

もう怖くなって怖くなって

 

自分自身が何が何だかわからなくなってしまって...」

 

という場面が急に来た時の自分の対応を準備しておくべきですよ。

でも、うまく行けば、「あの時は自分がどうかかしてた。」

って言いますよ。止めてくれて良かったってね。

 

 

このような所に行くまでに逃げ切って欲しいですよ。

そうすれば問題はありません。でも自分にもいつか来るかも知れ
ません。その時が来たらよくわかると思いますよ。

 

答えを必死で探しているが、見つからない期間が長い

 

 悩みまくって答えが出ない。 

 

これが最大の問題だと思いますよ。

 

 よく起こる頭の痛い問題ですよ。

普段おとなしい人が急にキレるとびっくりするでしょ?

 

それ位の衝撃を与えなければいけない時があるってことですよ。

 

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