医学部予備校 大阪 医歯学部受験予備校 医歯学部受験推薦入試 医学部予備校 医学部受験ブログ

親と十分話し合え!

今回は1つの時代の終わりだと思っているため、出来るだけ予想出来ること、

 

経験から知っていること、受験生や保護者がミスするであろうことは全て

 

出したいと思う。出来るだけ多くの人が判断に失敗しないように。

 

何度も言うが「使命感」だけね?

 

昨日は進路について親と十分何度も話し合えと書いた。

 

理由教えるね。今の現役生が1年浪人したとする。

 

移行措置がないとする。1浪生って一番勢いがあって伸びるんですよ。

 

別人のようにね?、そこで「おい、新入試に変わるからここでドクター

 

ストップや!」、本人はきっと思うと思う。「もう1年やれば絶対いける

 

手ごたえがある。何でや?、何でや?、何でや?」とね。

 

今、現役生が読んでたらおそらくそうなるよ。

「もう1年やれば取れるような気になる」

 

決断に時間がかかるとは思うが、リスクもある。

 

でも、親の意見もわかる。

 

絶対はない、残念ながらね。

 

不完全燃焼は年を取ってからも残る可能性が高い。

 

家庭の事情や親の意見に逆らえない、あるいは気の弱い受験生が親に

 

「お前100パーセントそう言えんのか?」と責められたら折れる

 

だろう。そういう受験生も全国に多数出るだろうと思う。

 

もう1つは自分の本意ではない進路に進んだ「後継ぎ候補」のケース

 

ね?、これは保護者はあまり良くわかってないが、あのね、ふざけた

 

ように見えてもここだけはしっかり考えているケースは多いんですよ。

 

それで親が年を取っていよいよ引退するとする。

 

病院の解体作業に入るとする。

 

その時に今までためていた罪悪感に直面しますよ。

 

「おやじ、おふくろ、ごめんな」とね。

 

「自分が歴史を止めてしまった」

 

「自分が親父が必死で創り上げたものを無駄にした」

 

とかね?、勝手に強烈に思い込むんですよね?

 

潰れそうなタコ焼き屋ならここまでならないですよ。

 

これもこの受験独特の「闇の部分」とも言えますよね。

 

最悪の場合は自分が潰したという「罪悪感」を背負いながら残りの

 

人生を送ることになる。そこで納得があればいい。

 

そこまで話し合えって言ってるんですよね?

 

責任感って意外にあるんですよ。親の知らない所で兄弟会議開催して

 

たりしますよ。兄弟だけで話し合いしてるんですよ。

 

意外にね、そこまで親は頭が廻らないと言うか、「ほら、プレッシャー

 

取り除いてやったぞ!」と思うかも知れないが、実は喜んでないケース

 

ですよ。これもまた本人がきついですよ。

 

ここから10年たってそんな時が来る可能性は高いですね。

 

でも、もうその時に再受験なんて不可能ですからね。

 

親子で遠慮してその話題に一切触れていない場合は一生わからないまま

 

終わる可能性だってあると思う。それは良くない。

 

進路指導ってめちゃくちゃ重要なんですよ。

 

偏差値や志望校の選択だけではなく、各産業の業界知識、時代の流れ、

 

進路変更するとしてもどの業界を目指すのか?、待遇はどうなのか?

 

リスクはどうなのか?、離職率はどうなのか?

 

これが全てトータルに網羅されてないと損をする。そしてそれが出来る

 

人材は5パーセントもいないでしょう。

 

だから人生の底辺までヤケクソになって転がり落ちたりする。警察

 

の世話にもなったりする。それだけ長く生きていないのに「本人の

 

好きなようにさせる」という親も見るが、知識も情報もないのに

 

間違えるのは当然だと思う。

 

寛大さが裏目に出るのは当然だ。知恵が入ってないし、知識も未成熟

 

なのに好きにさせてろくなことにはならない。未熟な価値観だけで動く

 

だけになる。ただ「好きにしろや!」はまずいですよ。

 

今回は十分話し合え!、本音でね!

 

判断に失敗は出来ないと思うよ。

 

「自分はどうしたいのか?」

 

それを言わなければいけない時が来るはずだ。

 

時間は止まらない。時は必ず過ぎて行く。

 

その答えを出す時は来るよ。

 

PS:「多くの人は近くしか見えない」

 

今日の内容を見て「そんなもん、最初からわかっとる。

 

だからうちは3年前からこうなることを承知の上で動いて

 

来た」という人がどれ位いるだろうか?

 

あるいは、「ここを読んで初めて知った。遅かった、もう

 

残り時間がない」と思った人の方が多いのではないだろう

 

か?多くの人はギリギリにならないとわからないものです。

 

多くの人は近くしか見えていない。そういうものですよ。

 

でも、気づいただけでも良かったと思いますよ。

f:id:phenixzemi:20180629090228j:plain

 

f:id:phenixzemi:20180506092251j:plain