高校生も気づけ！

昨日はある高校で話をして来た。

さすがに１００名近くを１０分休憩（実際５分）で２回

はきつかった。後半は私自身がスタミナ切れを起こしたのでメリハリが

効かなかったような気がする。１人も絶対に寝させないという気持ちで

やっているのだが、後半スタミナ切れした。

話す方がバテた。申し訳なかった。

大事なことを今日も言おう。

医歯学部系のようなライセンス系の入試であれば、少人数制か個別シス

テムで早く自分の最強勝ちパターンを創り上げた方がいい。どこかで書

いたと思うが近畿の推薦等なんて１点、２点の差でひしめき合っている

だろ？、今、どこもそうだと思う。

だから自分の勝ちパターンを早く、それも出来るだけ早く完成させた

方がいい。その方が結果的に早く終了すると思う。

大人数は多くのポイントを短い間に注入できないんだ。評価を

気にして全体が満足できるように力を加えないといけない。

皆さんにはもう時間がない。完成形を早く創り上げるべきだ。

時間はお金だ。これを完成したかもどうかもわからない状況で参入

しても負けるに決まってるだろ？、高校生だって１浪したらたった

１年で新入試だろ？、何のためにやったかわからないだろ？

１年でやり方切り替えないといけないだろ？、どうするの？

高校生は学校の進路指導力によって変わると思う。

普通、医歯学部受験生は高校の中で人数が少ないからあと回し

になる傾向がある。最悪は本番１週間前に適当なアドバイス

だけで終わる。意味のない対策ね？

こんなので行っても絶対無駄だろ？、勝負にさえならないよ。

親は状況がわからないから同行する。そして祈る。

祈る以前の問題なのに気づかない。観光旅行だよ。

昨年から色々な高校を廻ったが、いい高校はたった５人の生徒

に素晴らしい情報提供をしていた高校があった。

その５人の中の１人は高校１年、もう１人は２年だ。

３年生はたったの３人だ。全員医療系だった。

その５人のためだけに私は呼ばれた。

そして進路指導部長が高校生の横に学校机に座って私の授業を

聞いているのだ。つまり６人授業ね？

１人、トップの地位にあるおじいさんの生徒がいる。

これ、なかなか出来ないよ？

進路のトップの先生が生徒の横の生徒机に座れる？

高校生より真面目にノートを取っていた。素晴らしい先生だと

思う。生徒のモチベーションもものすごく高かった。

高校生は他の高校の動きが見えていない。

他の高校生も自分と同じ動きしかしていないと誤解する。

あるいはそれ以前の流されている状態で思考停止している。

はっきり言えば天と地ほどの差がある。

これは学校の偏差値だけの問題ではない。

情熱と面倒見の良さの違いだ。ここは見えない。

だから流される。

だから毎年思うのだが高校生は失敗するルートをそのまま

歩いている。「お前、間違ってるぞ？」と言ってくれる人も

いない。これで初年度終了する。

今年の場合、失敗した時点で最後のがけっぷちラストチャンス

で追い詰められた戦いになってしまう。

今時、秋からやって勝てる戦いではないよ？

浪人生の人も今高校時代を思い出して欲しい。

「何か詳しい役に立つアドバイスでも受けた？」

「受けていたら今の状況になってないよ？」

絶対に「よくわからずに流された部分があるはずだ」

だから、高校の進路指導部の力の差が大きく出る。

先生達が最後尾に立って並ぶ場合もある。あるいは上

に命令されて勉強してこいと命令されて共に聞いている

場合がある。

皆さんは自分に負けるという部分もあるが、ここを理解

して欲しい。

「学校の進路指導部の総合力に負けているんだ」

「この差はものすごく大きい」

そして、これは見えない。

ここの差に負けているんだ。重要な情報だよ。

忘れるなよ、天と地位の差があるよ。

でも、ここに気づいていない。

大きな盲点だよ、これ？

進路指導部の背後の力の差が出ているんだよ。

今までわからなかったよね？