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学ぶことの大切さ

ここ2.3回の記事は極めて価値が高いと自分でも思う。しかし、公開した理由の

 

1つにそう簡単にマスターは出来ないと言うこと。いったん入試が2020で

 

リセットされるため、別にそう執着する必要もないという理由からでもある。

 

まず、気づいたことは

 

①指導者が「困っているだろう」と思う点と全国の受験生の困っている点

 がかなり異なっていること。

 

②これは受験生のキーワードなのか保護者なのか分別に迷うこと。特に

 受験マニアに近いお父さんも存在するから

 

③困っているポイントについては同じようなキーワードが乱立するため、

 状況把握は極めてやり易いという点が挙げられる。

 

模擬試験の束を抱えて毎日にらめっこしている受験生と毎日テクノロジー

を使って頭の中を全国的に調査している私とではさながら竹ヤリで米軍の

戦闘機と戦っている位の差があるかも知れないね。

 

そうすると私が「ハッカー並のパソコンおたく」のように見えるだろ?

 

実は全く違う。相当の機械音痴でもある。

 

「めんどくさがりや」の代表選手だった。

 

もともと私は体育会系の単細胞の代表の「気合と根性派」である。

 

パソコンの偏差値などせいぜい偏差値35位だ。

 

でも、ついた先生が良かった。

 

この人には別次元の世界を見せてもらった。最終的に元googleの村上

 

さんの言っていることまで理解出来るようになった。

 

人との出会いは本当に人生を変えるものだと思うよ。

 

この先生は元東芝の研究者で筑波博覧会の東芝のお札鑑定システム

 

を開発した人だった。つくば博85の展示品の開発だから国を代表

 

する頭脳レベルじゃねーかよ?

 

今、考えるとこんなすごい人に超ボンクラレベル

 

の私をよく忍耐強く指導してくれたと思う。

 

その頃の私は「立ち上げてください」と言われたら

 

椅子から立ち上がる位のバカレベルだったと思う。

 

「パソコン立ち上げて!」を「起立して!!」と間違える位の

 

低レベルだ。

 

技術を教えると言うより「本質の考え方」を教えてくれた。

 

本当に鍛えてもらった。何度ももう自分には無理だと思

 

ったよ。なにしろ同じ人間という生き物に見えないのだ。

 

「この人、ハイテクマシーンかよ?」と思っていたよ。

 

「先生と僕とでは人間の構造そのものが違う」とすねたよ。

 

とにかくすご過ぎて接近できるとも全く思わなかったよね。

 

「どんな脳ミソ入ってんだよ?」と思っていたよ。

 

だからモチベーションも諦めの「ゼロ」に近い。

 

答えが出るか、出ないかの所で意図的に止めるのだ。

 

この期間が苦しいのだ。

 

「俺に出来るわけねーだろが?」と何回もすねたよ。

 

でも、今ならわかる。

 

自分の思考を移植しようと努力してくれていたんだ。

 

見放されてもおかしくなかったと思う。

 

「いいですか?、コンピューターは機械なんです。決められた

 

命令しか動けないんです。」と何度も言われたよ。

 

ただし、一言だけ刺さった言葉がある。

 

「いいですか?、インターネットは元々は軍隊の武器なんです。」

 

これだ、この言葉が体育会系の単細胞の魂を激しく揺らした。

 

「そうか?、地上最強の米軍の武器なら研究して見ようかな?」

 

と火がついた。

 

腹に落ちる言葉ってあるよね?、私はこの先生の言葉にモチベ

 

ーションがMAXレベルまで戻ったよ。

 

最初はMACから入り直観思考を習い、それから

 

Windowsの両方に対応出来るようにしてもらった。

 

先生の力にビックリしたのは東大阪の自宅から電話があって

 

まだ強烈な低速回線の時代だ。

 

「あっ!ホームページ書き換えしときましたんで...]

 

「ついでに写真も何枚か取り換えしときましたから」

 

と糸も簡単に言うのだ。

 

「どうやって?、どうやって?、こんなことが出来るんだ?

 

どうやって勝手に入れるんだよ????」とびっくりした。

 

こういう天文学的な差を見せつけられると自分の才能の無さが

 

嫌になる。同じ人間の脳と絶対に思えないのだ。

 

appleが潰れそうな時にウインドウズに変えられた。

 

そこからアイフォンの大逆転をしたジョブズはすごいと思った。

 

MAC製品も一時期市場の2割位しかなかった所まで落ちた。

 

そのころのMACは1台40万位したと思う。

 

「こいつには直観思考」から教えた方がいいという

 

 判断だったと思う。

 

appleはマイナーだったからね。

 

先生はコマンドを打ち込むPC98からの天才で当時150万

 

以上した大型パソコンを5台持っていたと思う。

 

とにかく当時は回線が遅いのだ。でも、偏差値35位のままだ

 

ったら時代について行けなかったと思う。

 

本当に感謝している。

 

先生には未知の違う世界を見させてもらった。

 

まだ、ネットの規制も全く追いつかない時代だ。

 

無法地帯状態だったよ。でも、今まで知ることのなかった世界に

 

連れて行ってくれた。最初の衝撃はすごかったね。

 

まだヤフーしかなかった頃だから。

 

この時初めて「俺でもできるんだ?」と思ったね。

 

「インターネットは元々は軍隊の武器なんです」

 

このひと言がなければ私は偏差値35のままだっただろうと思う。

 

そして村上さんの講座でのひと言

 

「インターネットの力は検索にはない。データベースの蓄積だよ」

 

このひと言がなければ武器にはなっていなかった。

 

これを武器に出来ていない人が多過ぎるだけだと思う。

 

偏差35の人間を動かしたのはたった2つの言葉なんだ。

 

そして受験においても今は最強の武器でもあると思う。

 

今はそう確信している。

 

「そして軍隊の武器としての使い方があることも理解した」

 

先生、ありがとう。本当に心から感謝していますよ。

 

先生の力がなければ「こんなとんでもない破壊力を持つ

 

ツールに出会うことはなかった」と感謝したい。

 

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