トリプルパンチの恐怖
オーダーメイド指導のからくりを説明することから、「年齢の壁」、そして
最終的に前日の情報で書いた「トリプルパンチの恐怖」へつないだ。
ゆとりーずの浪人世代はいまだに自分の産まれた時代が悪いんだ、
「俺は運が悪かった」、「政治が悪かった」、「日本のシステムが悪かった」
に持っていくんだよ。
例えば現役生に聞いてみたい。浪人生でもいいだろう。
私:「お前、間に合うと思ってる?」
生徒:「多分」
私:「お前が今乗ってるシステムさー、お前のためだけに作られてる?」
生徒:「それは無理ですよね.....」
私:「お前の廻りにお前の進路に詳しい人間いるか?、常にお前の進路や
進度やお前の羅針盤となるお前のことだけ考えてる人間いるか?」
生徒:「両親位ですかね?、担任も僕だけが生徒ではないし...」
私:「両親はお前より詳しいか?」
生徒:「心配してるだけですね......」
私:「じゃー絶対、間に合うかよ?、お前しか司令塔いないじゃん?」
「それにお前、未経験者じゃん?、失敗も成功もしてねーじゃん?」
「お前、自分の妄想と想像で日々進んでるんだよ、違うか?」
生徒:「そう言われれば、そうですね。」
私:「お前、自分がトリプルパンチの世代ってわかってる?」
生徒:「何ですの、それ??]
私:「旧入試にも新入試にも中途半端な準備しか出来ず、人生のレール
の上でも中途半端な不利な位置で全部終わるということさ。」
最も言いたかったことは、ここを読むまで「トリプルパンチ」
が何かに全く気づいていなかったことです。
「気づいていない」と言うことは自分が変わっていないという
ことです。そうすると浪人生は昨年と同じ自分がいる。
変わらないといけない。
大事なことは「チェンジ」することです。
現役生には「危機感」を
浪人生には「チェンジ」を
教えるためにオーダーメード指導のカラクリまで公開した
と言える。
いかに「自分が気づかない人間」か理解して欲しい。
そして「トリプルパンチの恐ろしさ」にも気づいて欲しい。
読んで初めて気づいた受験生本人や家族の方は
「教えられて初めて気づいた。もし、教えられてなかったら?」
「こんな重要なことも分かっていなかった、考えてなかった!」
という自分の恐さを強く認識して欲しいと思う。